カレーライスと歯の着色について

カレーの日

こんにちは。
甲府デンタルクリニック、院長の石邊です。

皆様は、「カレーの日」をご存じですか?
1982年(昭和57年)に、全国学校栄養士協議会が設立20周年、そして学校給食創立35周年を記念して「全国統一献立日」というイベントを開催しました。この日に選ばれたのは、子どもたちに人気の「カレーライス」。全国の小中学校で、約800万人の児童たちにカレーライスが給食として提供されました。これを記念して、全日本カレー工業協同組合が1月22日を「カレーの日」と定め、2016年(平成28年)には日本記念日協会によって正式な記念日として登録されました。

現在では、多くの学校で決まった日にカレーが提供されることはなくなりましたが、カレーは今も多くの人に愛される国民食です。
今回は、カレーと歯の着色の関係についてお話しします。

カレーと歯の着色の関係

子どもから大人まで人気のカレーですが、歯にとっては少し問題を引き起こす食べ物です。
カレーはコーラ・コーヒー・紅茶・ワイン・チョコレートなどと同じ「着色性食品」に分類され、歯の着色の原因になることが知られています。特に日本人は、欧米人に比べて歯を覆うエナメル質が薄い傾向があり、加齢によってさらにすり減るため、着色しやすいといわれています。

着色予防のポイント

カレーやその他の着色性食品を摂取した後は、歯の着色を防ぐために以下の習慣を心掛けましょう。

  1. 水を飲む
    食後に水を飲むことで、口の中をリセットできます。
  2. ブクブクうがいをする
    カレーの成分が歯に付着するのを防ぐため、軽くでよいので食べた後はうがいをしましょう。
  3. 歯磨きをする
    食後の歯磨きは、着色予防に最も効果的です。カレーなどの着色性食品を食べた後は、しっかりと歯磨きを行いましょう。

歯の着色が気になる方へ

当院では、歯の着色が気になる方に「歯のクリーニング」をご提案しています。コーヒーや茶渋などによる軽い着色汚れをきれいにすることで、歯本来の美しい色を取り戻すことが可能です。

また、結婚式・入学式・入社式などのイベントを控えた方には、「ホワイトニング」もオススメしています。本格的に歯を白くするホワイトニングは、専用のカウンセリングを通じて患者様一人ひとりに適した方法をご提案いたします。

着色を防ぎ、健康な歯を保ちましょう

日頃の生活で気付かないうちに蓄積される着色汚れは、放置すると落としにくくなります。
カレーのような着色性食品を楽しみながらも、美しい歯を保つためには、日々のケアが欠かせません。当院では皆様の口の健康と美しさをサポートするために、定期的なクリーニングやホワイトニングのご相談を承っています。

まずはお気軽にお問い合わせください。皆様のご来院を心よりお待ちしています。

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