歯と口の健康週間について
こんにちは。
甲府デンタルクリニック、院長の石邊です。
皆様は「歯と口の健康週間」をご存じですか?
これは、毎年6月4日から10日まで行われる歯と口の健康を促進するためのキャンペーンです。
もともとは「むし歯予防デー」として6月4日が設定されていましたが、現在では1週間にわたり啓発活動が行われています。
この期間中には新聞広告の掲載、ポスターの掲示、イベントの開催などが実施されることも。
今回は、「歯と口の健康週間」にちなんだお話しをします。
今年の「歯と口の健康週間」
2024年の標語:【歯を見せて 笑える今を 未来にも】
2024年の標語「歯を見せて 笑える今を 未来にも」には、80歳になっても20本の歯を保ち、自分の歯で一生食べ続けることを目指す「8020運動」のメッセージなどが込められています。
これは、健康長寿社会を実現するための重要な取り組みです。
歯を失う原因:虫歯と歯周病
歯を失う主な原因は、「虫歯」と「歯周病」です。
永久歯は通常28本(親知らずを含めると32本)ありますが、2022年の歯科疾患実態調査(厚生労働省)によると、以下の結果が出ました。
- 50代 約26~27本
- 60代 約24~26本
- 70代 約19~22本
- 80代 約15~16本
(※小数点以下四捨五入)
ご自身のお口と比べてみて、いかがでしょうか。
歯が20本以上残っていれば、かたい食品でもほぼ満足に噛むことができます。
歯の健康は全身の健康にも大きく影響します。
予防と治療をしっかり行い、ご自身の歯をできるだけ多く残すように努めましょう。
定期的な歯科検診は、虫歯や歯周病の早期発見と予防に役立ちます。
「歯と口の健康週間」をきっかけに、毎日のケアを見直すなど、歯と口の健康を目指しませんか?
入れ歯のご相談もお気軽に
「歯が1本くらいなくても大丈夫」と思っていませんか?
失った歯をそのままにしておくと、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼし、さらに歯を失う原因となることもあります。
当院では、1本からでも製作できる「入れ歯」をオススメしています。
部分入れ歯や歯の欠損でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
入れ歯を適切に装着することで、口腔内全体の健康を保ち、歯並びや全身のバランスを整えることができます。
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