歯が痛む原因に注意!睡眠環境と歯ぎしりの関係
こんにちは。
甲府デンタルクリニック、院長の石邊です。
皆様は「ドッグ・デイズ」という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉はヨーロッパ文化において、おおいぬ座の最も明るい恒星「シリウス」が太陽と同じ方向に現れる、7月23日から8月23日(または7月24日から8月24日)までの期間を指します。
シリウスが現れるこの時期は、夏の中でも特に暑い日が続くため、古代ギリシャやローマ時代、中世ヨーロッパでは「シリウス」を酷暑や熱病をもたらす不吉な星と見ていたことも。
日本でもこの時期は猛暑が続きますが、そんな暑さの中、虫歯がないのに歯が痛む、顎が痛むという症状を訴える患者さんが増えることもあります。
これらの症状は、寝ている間の強い歯ぎしりやくいしばりが原因かもしれません。
暑くて寝苦しい夜や眠りの質が悪い時には、無意識に歯ぎしりやくいしばりをしてしまい、朝起きた時に歯や顎に痛みや不快感を感じることがあります。
睡眠環境を整えて歯ぎしりを予防
暑さで寝苦しい夜を少しでも快適にするために、睡眠環境を整えることが重要です。
エアコンや扇風機を使って室温を適切に保つ、軽い寝具を使う、水分補給をしっかり行うなど、質の良い睡眠を確保する工夫をしましょう。また、ストレスが原因で歯ぎしりが悪化することもあるため、リラックスするための習慣を取り入れるのも効果的です。
歯科医院への相談をオススメします
お口や顎の痛みが続く場合、他の原因も考えられるため、歯科医院での受診をオススメします。
当院では、痛みについてしっかりとお話を伺いますので「歯の病気でないかもしれない」と思わずに、お気軽にご相談ください。
暑い季節を快適に過ごすために
「ドッグ・デイズ」と呼ばれるこの暑い時期、特に睡眠の質に注意を払い、歯や顎の痛みを予防しましょう。歯やお口の健康を守ることは、全身の健康にもつながります。定期的な歯科検診も忘れずに行い、健康な口腔環境を維持しましょう。
痛みや不快感がある場合は、適切なケアや治療を行いますので、お早めに受診してください。
初診WEB予約
お気軽にお問い合わせください。